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  • 執筆者の写真木原歯科医院 副院長 木原りょうこ

ホワイトニングの効果が出やすい歯、出にくい歯



こんにちは、副院長のりょうこです。


前回に引き続き、ホワイトニングの疑問についてお答えします。


① 歯の黄ばみや黒ずみには2種類の原因がある

② ホワイトニングの効果が出やすい歯、出にくい歯←今回はココ

③市販のホワイトニング用歯磨き粉と歯科医院のホワイトニングの違い

④ホワイトニングで歯が丈夫になる

⑤ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの違い

⑥ホワイトニングの後戻りについて

⑦ホワイトニングと知覚過敏

 

🦷ホワイトニングで効果が出やすい歯とは?


ホワイトニングの際、気になるのが「一体どれくらい効果が出るのか?」ですよね。


ホワイトニングはとても効果のあるものですが、全ての歯に適応するというわけではないんです。


前回の記事(歯の黄ばみや黒ずみには2種類の原因がある)で、歯の変色には赤・オレンジ系の変色と黒・グレー系の変色があることをお伝えしました。


ホワイトニングで効果が出やすいのは、赤・オレンジ系の変色です。





🦷ホワイトニングのメカニズム


歯科医院のホワイトニングで取り扱うことのできる薬剤には「過酸化水素」や「過酸化窒素」といった成分が含まれています。


これらの成分は、お口の中で分解される過程で着色の原因物質を小さくします。

そのため、歯の着色を減らして白くすることができるのです。


前回の記事でお伝えしたように、赤・オレンジ系の変色は着色の原因物質が大きいため、ホワイトニングの薬剤を使うと着色の原因物質が小さくなり、歯が白くなったのがよく分かります。


ところが、黒・グレー系の変色の場合、着色の原因物質がもともと小さいので、ホワイトニングの効果が分かりづらいのです。


 

暗い色の変色がある場合、ホワイトニングのみではお望みの白さを叶えることが難しいこともあります。その場合は、歯の表面を少し削ってご希望の白さのセラミックを装着することで歯の白さを変えることができます。


歯を白くする方法は、歯の表面をお掃除する、ホワイトニングの薬剤を使用する、歯の表面に詰め物や被せ物をするなど方法はたくさんあります。


患者さまの歯の状態によって、どの方法が一番適しているかを事前にしっかり診断してからの処置となりますので、まずはお気軽にご相談くださいね♪

 

木原歯科医院

福岡県久留米市野中町1191

0942−36−0694

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